現代に生まれる日本人は、50%以上の確率で107歳まで生きるといわれています。
2016年には日本人労働者のうち69歳以上が336万人となり、そのうちの40%ができるだけ長く働き続けたいと思っています。
50年前、100歳を超える健康な日本人はわずか327人。それが2017年には67,824人で、人口比において世界で最も高くなっています。
ライフスタイル、栄養、健康な暮らしとクオリティーオブライフは「若さ」にとって重要な基盤です。それが「若々しいまま長く生きることの秘訣」です。
年をとりつつも、自分自身で計画し決断をしていくことで精神的にも肉体的にも若く健康な状態のままでいることが確保できます。
ロバート・トーマス教授は100歳レクチャーツアーで、100歳の人生スパンが普通のこととなってきている今、すべての人の利益となるであろう最新の国際 LINK 2的研究と学習ポイントを取り上げました。
教授は身体活動や栄養などのライフスタイル戦略が老化現象と慢性状態への進行を減らすと繰返し述べました。
さらに食べ物の色、味そして香をつかさどる植物化学化合物についての国際的研究についても紹介しました。
ファイトケミカル、特にポリフェノールLINK 3には体に優れた酸化防止作用があり、それゆえに体のコンディションに対してアンチエイジング効果があることを示す説得力のあるデータがより多く存在するようになりました。
世界がん研究基金(WCRF)は、ポリフェノールを多く含む食品を摂取することでがんのリスクや治療の後の再発を減らす効果があると報告しています。
新しいデータは、ファイトケミカルが抗酸化酵素をまとい、DNA修復経路を強化し、慢性的炎症を軽減することで体に存在する加齢や衰退を促す要因である生物化学的プロセスに直接作用することで、私たちを環境から発生した、又は実際に摂取してしまった発がん性物質から守っていることを示しています。
これらのファイトケミカルを栄養サプリメントに濃縮することで、簡単に摂取可能な形で健康上の利益の向上を助けることができます。
ある著名なファイトケミカルの無作為比較試験(RCT)において、このポリフェノールを多く含む栄養サプリメント、Pomi-Tは慢性疾患を持つ男性に効果があることを示しました。
潜在的な効果を考慮すると、ファイトケミカルについての無作為比較試験(RCT)の数を増やすことは、特に100歳以上のライフスパンをより若々しく、健康的に過ごしたい人たちにとって、意義があることと言えます。
多くの医師や腫瘍学者たちは、いまだこのようなサプリメントについての賛否を患者や人前で話し合うことに消極的です。それはこの分野における規模の大きい、きちんと運営されたRCTが少なかったことに起因しています。
このような状況や実情は、とりわけPomi-T試験の成功と日本の医療従事者、患者そして一般市民の関心が増すとともに少しずつ変わり始めています
トーマス教授のファイトケミカルの効果とPomi- T無作為比較試験について話す日本語の翻訳ビデオは下記のリンクからみることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=DBoPETJF81w&feature=youtu.be
写真はトーマス教授が神戸で行ったレクチャーのひとつの様子を写しています。
日本ツアーのスライドのコピーが必要な方は以下のアドレスに御連絡ください。info @pt-plus.com
Pomi-T試験のフルバージョンは下記のリンクからみることができます。
https://pomi-t.net/wp-content/uploads/2018/06/Official-translation-Pomi-T-trial-Japanese.pdf
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